フィラピーの有用性報告:フットケア編~Prologue~《前編》
By フィラピー/遠赤外線光線療法研究会 • 08 Jun, 2020
①ABI値およびSPP値の変化
鯖江腎臓クリニック(福井県鯖江市)
症例2
70代男性、慢性腎臓病によりX年6月に透析導入。
現病歴
定期的なフットチェック時に足のしびれを訴えていた。X+2年、ABI値の低下と症状の増強を認めた。
治療経過
透析中に30分間のフィラピー照射を開始した。照射継続に伴い、しびれが緩和し、ABI値、SPP値ともに数値が上昇した(図1、2)。

②足皮膚温度の変化
援腎会すずきクリニック(福島県郡山市)
対象・方法 維持透析中のPAD患者6例を対象に、毎透析時にフィラピーを30分間照射した。照射開始前、1、3、6ヵ月後に入室時サーモグラフィーを測定した。
結果 照射開始後に皮膚温度の上昇が認められた(症例1~3提示)。また、患者の感想として「冷感が消失した」、「圧痛が消失した」、「足のしびれが消失した」、「跛行の改善傾向が見られる」など、スタッフの感想として「足背動脈触知が照射前に比べ強く感じた」、「変色や冷感が見られなくなった」などがみられた。

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