フィラピーNewsletter第4号

By Firapy Club • 24 Jun, 2025

現場で役立つ!!
講演会・実践情報
たかぎファミリークリニック 石岡院長  :  秋田腎友会記念講演

▲秋田県腎臓病患者連絡協議会会長の村越正道氏は、フィラピーのユーザーでもあり、
ご自宅で家庭用フィラピーを用いて1年以上にわたり使用を続けておられます。



2025年4月27日、秋田県腎臓病患者連絡協議会において、たかぎファミリークリニックの石岡院長による「足を守り、命を守る:透析患者のための下肢虚血対策とチーム医療の重要性」というテーマの記念講演が行われました。
講演の中で石岡院長は、下肢虚血の患者に対し、切断手術後にフィラピー遠赤外線治療を導入することで、回復力の向上が見られ、さらに他の付加的な効果も確認されたことから、フィラピーが下肢虚血患者のフットケアにおいて顕著な効果を発揮することが実証されたと述べられました。講演の詳細については、以下の動画をご覧ください:https://youtu.be/HOWIJ-OvsQE

フィラピー導入施設インタビュー:公立丹南病院

▲フィラピー台湾本社の代表(右)、公立丹南病院を訪問。中央は、臨床工学室長の竹内雅樹氏。フィラピーの活用について現場で意見交換を行いました。

病床数とフィラピー導入比率で全国トップクラス
公立丹南病院透析室における使用状況インタビュー

福井県鯖江市にある公立丹南病院は、透析室における病床数とフィラピーの導入比率が日本国内でも特に高い医療機関の一つです。25床の透析室には、フィラピーが3台導入され、昼夜の外来透析の時間帯で運用されています。
このような導入比率の高さに注目し、今回、臨床工学室長の竹内雅樹氏にインタビューを行いました。
各時間帯での使用者はおおよそ5〜7名程度で、1回の使用時間は約30分。シャントの狭窄が起こりやすい患者が主な対象であり、多くの方が2〜3年にわたって継続して使用しています。竹内雅樹氏は、次のように話しています。
 「これまで、透析期間が長くなるにつれてシャントPTA(経皮的血管形成術)の施行頻度が増える傾向が見られました。しかし、フィラピーを使用するようになってからは、シャントの状態が目立って悪化することはなく、一定の状態を維持しているケースが多く見受けられます。この“現状維持”という結果そのものが、我々にとっては前向きに捉えられる変化だと感じています。
 また、患者さんの中には、使用中に温かさを心地よく感じており、血管に対しても良い影響があるのではないかという期待感から、安心して使用しているという声もあります。当院では、適応があると判断される患者さんに対して、フィラピーの目的や使用方法を丁寧にご説明した上で導入を進めています。」
 現在、公立丹南病院では実際の使用経験が多数蓄積されており、これらの観察結果はフィラピーの臨床応用における実践的な参考事例の一つとなっています。

フィラピーに関する学術発表

フィラピーを用いた腹膜透析に関する臨床研究《Formosan Medical Association(JFMA)》誌
!近日掲載決定!
腹膜透析(Peritoneal Dialysis、PD)患者に対するフィラピーの使用効果を検証した臨床研究が、近く《Formosan Medical Association》誌に掲載されることが決定いたしました。
 「遠赤外線療法は腹膜透析患者の心血管および感染性アウトカムを改善する(FIR Therapy Improves Cardiovascular and Infectious Outcomes in Peritoneal Dialysis Patients)」
Firapyを腹膜透析治療に応用する臨床的有効性について詳しく検討したものとなっております。
 本研究では、フィラピーを照射する実験群(49名)と対照群(50名)に分け、実験群にはFirapyを1日2回、6か月間継続して照射しました。その結果、実験群は対照群と比較して複数の臨床指標において有意にフィラピーが心血管系および感染性アウトカムの改善(P値<0.05)に寄与することが示唆されました。
 フィラピーが腹膜透析患者の健康状態を改善する新たな選択肢となり得る可能性を示しており、日本国内に多数存在するPD患者にとっても重要な臨床的意義を持つ成果として注目されています。

Hot Shot I-OHDF と FIR 併用による下肢潰瘍治癒効果観察透析患者:透析患者症例報告
下肢末梢動脈疾患(LEAD)は透析患者に高頻度に発症し、予後不良と関連している。近年、LEADを有する透析患者に対して、間歇的オンライン血液濾過透析(I-OHDF)とフィラピー(FIR)療法の併用が有用であることが報告されている。
しかし、一部の症例では潰瘍や壊疽の改善を認めない症例をしばしば経験する。また、加温した透析液を間歇的に注入するHot shot I-OHDF(HS I-OHDF)は、従来のI-OHDFよりも血漿再充填率(PRR)や末梢循環の改善に有効であることが報告されている。そこで、I-OHDF+FIRからHS I-OHDF+FIRに変更し、下肢潰瘍が治癒した症例を経験したので、HS I-OHDF+FIRの有用性について報告する・・・詳細を見る
 

  論文テーマ:Hot Shot I-OHDF と FIR 併用による、下肢潰瘍治癒効果観察透析患者:透析患者症例報告


ケアに生かせる情報満載!
イベント・学会情報
【国内情報】
第51回 日本血液浄化技術学会学術大会.総会

▲2025年4月11日~13日開催 第51回日本血液浄化技術学会学術大会・総会

医療法人偕行会セントラルクリニックは、「温罨法を用いた穿刺痛軽減効果」について、展示会にて発表しました。
フィラピーの使用がホットパックと同様に、痛みの軽減および血流量の増加に効果があることが確認されました。さらに、末梢温度の上昇といった点においても、ホットパックを上回る効果が示されました。



会場には、台湾の医師および臨床工学技士が多く学会より発表者として招待されておりました。彼らは「台湾における腎臓病診療の災害への備え:台湾急性腎臓病学会から専門家の提言」や「台湾における透析医療に影響を与える3つの災害のレトロスペクティブ・レビュー:そこから学んだこと」といったテーマで発表を行いました。いずれもフィラピー療法を臨床に取り入れており、発表終了後には特に展示ブースにお立ち寄りいただき、使用経験に基づいた交流の機会がありました。

 

第4回日本フットケア・足病医学会関東甲信越地方集会
2025年5月25日、日本フットケア・足病医学会 関東甲信越地方集会に参加いたしました。
フィラピーの展示ブースでは、JMSのポケットLDFも展示いたしました。
足部の血流を測定し低下が見られた場合には、透析毎にフィラピーを使用し血流の改善を図ることが示されております。ポケットLDFは操作が簡単で、血流改善の効果を迅速に確認することができます。





【海外情報】

タイ腎臓学会年次学術大会

2025年2月28日〜3月1日、タイ・パタヤで開催された腎臓学会の年次学術大会「Dialysis Weekend」にて、フィラピーが再び紹介されました。
全国から腎臓内科医や透析看護師100名以上が参加し、血液透析ケアへのフィラピーの応用に注目が集まりました。

2025年2月28日〜3月1日、タイ・パタヤで開催された腎臓学会の年次学術大会「Dialysis Weekend」にて、フィラピーが再び紹介されました。全国から腎臓内科医や透析看護師100名以上が参加し、血液透析ケアへのフィラピーの応用に注目が集まりました。
フィラピーの本社は出展ブースで現地代理店 K2 Medical (Thailand) Co., Ltd. とともに、台湾およびアジアでの臨床実績や研究情報を紹介しました。K2 Medical はタイでの独占代理店であり、スタッフには透析の現場経験者も在籍しています。
ブースには多くの来場者が訪れ、特にシャント管理や透析関連合併症への活用に対してフィラピーへの関心が非常に高く、今後の臨床研究への期待も寄せられました。
本展示は、フィラピーの東南アジア展開における重要な一歩と位置づけられます。



インドネシアの腎友会イベント



2025年4月12日、インドネシア透析患者協会(KPCDI)がジャカルタで開催した腎友教育イベントにおいて、フィラピーが大きな関心を集めました。
 KPCDIは腎不全患者による全国組織で、今年で設立10周年となります。本イベントでは、インドネシアの腎臓内科・心血管外科の専門医が登壇し、バスキュラーアクセスや下肢循環障害をテーマに講演されました。臨床課題に対するフィラピーの有用性も紹介されております。
 看護師であるフィラピー台湾本社統括部長が特別に現地に伺い、腎臓病患者へ専門的な経験を活かし正しい機器の操作方法を丁寧に指導し、効果が十分に発揮されるようサポートしました。
 当日は約70〜80名の腎臓病患者とその家族が参加し、多くが初めてフィラピーを体験しております。会場は活気にあふれ、参加者から多くの質問が寄せられました。
 フィラピーが国境を越えて注目されています。インドネシアの腎臓病ケアに新たな可能性を示す機会となりました。

 

台湾外科医学会
2025年3月15日~16日、フィラピーは台湾の外科医学会に出展しました。フィラピーにとって本学会は毎年恒例の重要なイベントであり、台湾国内において血液透析科のみならず外科をはじめとする複数の診療科で広く導入されております。
そのため、フィラピーの展示は医師にとって馴染みのあるものとして知られておりますが、本年は初めて「SPP」との統合によるトータルソリューション(Total Solution)として紹介されたことにより、会場では多くの医師が関心を示しました。
フィラピーとSPPを組み合わせたこの新たな提案は、より包括的かつ実用的な臨床支援を可能にするものとして注目され、現場での活用可能性について多数の質問や意見が寄せられております。
 今回の出展は、フィラピーにとって新たな展開の一歩であり、今後の医療現場における応用拡大にも大きな期待が寄せられております。


透析ケアのチカラに!!

今後の出展情報

2025年イベント予定表


第70回日本透析医学会学術集会・総会|JSDT 2025

来る2025年6月27日(金)〜29(日)パシフィコ大阪で開催される第70回日本透析医学会学術集会・総会(JSDT) に出展を予定しております。
当日は、会場内のブースにてフィラピー本体の展示を行い、実際の使用方法や臨床での活用事例についてもご紹介する予定です。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお立ち寄りください!
皆さまと会場でお会いできることを楽しみにしております。


フィラピー関連の口演・ポスター発表一覧




 

ご監修:蓮田一心会病院 看護部 藤井 渚



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